お家を建てようと思い、色々調べられていたようです。りきまる建築のホームページを見てもらい、気に入っていただきご相談をいただきました。

お家に関する想いが強いご夫婦でした。
これまでにりきまる建築でも取り組んだことの無いご要望も多く、たくさんの事がチャレンジでした。正直どうしようか…と悩んだことも。でも、お施主さんの想いには共感できることが多く、自分としてもこの想いに応えたいという気持ちが勝り、お引き受けすることになりました。

外壁には焼き杉を使用。
風呂桶は、お施主さんが希望した陶器のものを設置。植木屋さんを営むご主人が、窓からの借景で中庭の植木を上手く眺められるようにサッシと床板、風呂桶の高さを調整。ほんの僅かなズレが、仕上がりに大きく影響してきます。また、在来工法での施工をお望みでしたので、水漏れの対策も施さなくてはいけません。結果としては、お施主様の望むような浴室に仕上がりました。

41.5坪の平屋建て住宅です。
若夫婦二人とお子さん二人で広々と使えるようになっています。

和洋折衷のデザインとキッチン前のカウンターにあるお孫さん達の手を形どった埋め木が特徴のお宅です。

埋め木とは材料の見栄えの悪い所を切り取って他の材料で埋めて隠す事です。

檜の差し鴨居にもひょうたん等の埋め木を施しました。

自分が独立して一番最初に手がけたお宅です。

りきまる建築の記念すべき第一号のお宅が和風住宅だったのですが時代の流れでしょうか和風はこのお宅が今のところ最後になっています。

和風なら流行り廃りがなく時間が流れるほど味わいが出て来て好きなのですが・・・。

やはり新築時と後のメンテナンスは洋風の家より多少金額が掛かりますが 丈夫で日本古来の美しい家が出来ることは間違いありません。

今回の家造りにあたり、お施主様の奥様が家造りに大変興味があり多くの住宅雑誌を見たり実際に新築住宅に行かれたりして勉強していらっしゃいました。

資料などもそろえてあり、ご自分のコンセプトがはっきりしていて私のほうもイメージしやすく大変助かりました。

また、お身内の方に建築関連の方が多くいらして、その方々の意見もいただき全体的に使い勝手の良いセンスのいい家になったと思います。

私自身今まで経験のないことがいくつかあり挑戦させていただき感謝しております。とくにニッチは発想自体が面白かったです。ニッチ内の天井が半円になっており、そこに照明がつくなんて中々思いつかないですね。大変勉強になりました。

家を建てるにあたって、様々なハウスメーカーや工務店を検討していました。ハウスメーカーに行って話を聞いたこともありましたが、対応に不満があり断念しました。
そんな時、近所でりきまる建築さんが施工した物件を見学させて頂き、これならばと思いお願いすることとなりました。
完成までに何度も打ち合わせをして頂き、照明器具、電気の配線、コンセントの位置、壁紙やドア、キッチンや洗面所に至るまで、詳細にこちらの希望を聞いて頂きました。 途中で変更したり、連絡するのが遅れてしまったりしてご迷惑をかけたのですが、とても親切に対応して頂きました。

かねてよりシアタルームを作りたいと思っていたのですが、それほど予算をかけられないため、きちんとしたものはできないだろうと思っていました。しかし、配線やスピーカーの位置を決める際には電気工事屋さんも交えて何度も打ち合わせをして頂きました。この時に梁の位置や天吊の補強の話がスムーズ出てくるのが大工さんならではと感じました。
スクリーンも天井を上げて普段見えない位置に取り付けられるようにして頂き、プロジェクターまでのHDMIの配線も出来たため、とても満足の行く仕上がりとなりました。

一階の床や腰板は檜の無垢材、食堂のカウンターには一枚板の無垢の檜で作って頂き、自慢の空間となりました。外はガルバリウム鋼板を使ったモダンな造りの家が出来上がり満足しています。
細部まで丁寧に仕事をして頂き、りきまる建築さんにお願いして本当に良かったです。ありがとうございました。

家を建てるにあたり多くの物件を見てきました。
あんな風にしたいこんな風にしたいと夢は膨らむものの、希望を出せば出すほど現実はオプションという予算外の壁がありました。予算内でいかに自分たちの希望を取り入れるか・・・これを同じ立場に立って一緒に造る事を印象付けてくれたのが『りきまる建築』さんです。

木から始まり、建築工法から建具まで一つ一つ携わることができ、私たちは想像以上に一軒の家を建てる重みを感じることができました。

大工さんといえば、昔ながらの日本家屋というイメージが強いですが、大工さんの職人気質なこだわりを大切にしながらも、新しく良いものは取り入れていきたいという、りきまる建築さんの意向もあり、とても話がしやすかったです。

りきまる建築さんには、無理なお願いばかりしてしまいましたが、その都度、親切かつ素早い対応をして頂き何度も助けられました。

素人の私たちにはどうしても目に見える所だけにこだわりがちですが、中身も『がっちり』した家ができました。

最後にりきまる建築さんの人柄が良く、職人として腕もさすがで本当にお願いして良かったです。りきまる建築さん、ありがとうございました。

手加工による渡り顎軸組み構造。
外壁は、最近流行のガルバリウムを使用し、モダンな仕上がりになっております。
こちらは、何度も何度もお施主様との打ち合わせを繰り返し、デザイン、耐久性など色々な観点から決定しました。

内観のコンセプトは、1Ｆが収納上手な間取り。
玄関横のシューズクロークは、階段下のスペースを収納として有効活用できるようにしました。
実際にお施主様に見ていただいたところ、デッドスペースがなくなっていることに驚かれていました。
玄関を入ってすぐ上を見上げると開放感のある吹き抜け。
渡りあごで作られた強度十分な野物のたすきがけ。この重厚感は、手加工ならではの味です。

2Ｆは“安らぎ”を感じる空間となっております。
とにかく開放感のある家をというお施主様の要望により、通常よりも高めに作られた2Fリビングの天井。
非常に風通しがよく、採光にも工夫を施しているため、明るい家になっています。
おじいちゃんおばあちゃん、そして小さなお子さんの3世代が暮らす、あたたかい家族が目に浮かびます。

約11mと長い地松を何本も丸太のまま使い、木造住宅の弱点である継ぎ手を無くしました。
その他にも通し柱五寸（15cm）、大黒柱八寸（24cm）と通常よりも太く丈夫な木を使っております。

そして、棟木にはりきまる建築こだわりの杉の一本丸太（長さ12ｍ）を使用。これらの木をふんだんに使う事で、長年安心して住んでいただける丈夫な家づくりを行いました。

木の特性を生かし、一本一本在来手加工の技術にこだわった家は、ハウスメーカーには真似のできない住宅作りです。